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「あいの風」について
2019/5/20 8:15 pm   カテゴリ: 雑記



今日は朝から強い風が吹きましたね。富山空港付近では、最大で風速20m近くを観測したらしいです。

今日の風は南寄りの風でしたが、この時期、春から夏にかけて日本海沿岸で吹く、北ないし北東の風のことを「あいの風」といいます。鉄道の名前にもなっているので、富山ではおなじみですね。

「あいの風」は「あゆの風」ともいいますが、奈良時代に越中(今の富山県)に国司として赴任した歌人、大伴家持はこの風にちなんだ歌を残しています。

あゆの風 いたく吹くらし 奈呉の海人の 釣する小舟 漕ぎ隠る見ゆ

(意味:あゆの風が激しく吹いているようだ。奈呉の漁師たちが釣りする小船が、波間に見え隠れしている)

なお、あいの風は、海と陸との温度差で生まれる海風です。海に比べて陸は暖まりやすいので、日射によって陸が熱せられると、陸上の空気は暖められ、軽くなって上昇します。その結果、海と陸との間に気圧差が生じ、海から冷たく重い空気が流れ込んできます。これが「あいの風」の正体です。